寺院のシメオン
北海道立近代美術館
フランスの幻想絵画の鬼才として活躍するジェラール・ディマシオは、レオナルド・ダ・ヴィンチらルネサンスの巨匠の描き方を深く研究し、解剖学や建築学も学んで生み出された優れた芸術性と洗練された高度な技法により、ル・ボワン誌の記者に「ダリの夢が実現された」と賞賛されています。
「自分が描き出したいのは、未来における過去のイメージ。たとえば1万年後の未来を、2万年後の人間になったつもりで追想した世界。その中で、明るい希望と暗い予感の両方を探ってみたい。」
ディマシオは、自身の作風をこのように表現しており、代表的な作品といえば、高さ9メートル・幅27メートルの「圧倒的迫力」という言葉がふさわしい《世界最大の油彩画》
是非、この実物の驚きと感動を美術館で体感してみては。その他のジェラール・ディマシオ作品の一部もご紹介します。
また、北海道立近代美術館で2020年に開催されたアートギャラリー北海道連携展覧会「アートギャラリー北海道ディマシオ美術館コレクション展」を紹介する動画も合わせてご紹介します。
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