北のアルプ美術館
「北のアルプ美術館」とは、山の文芸誌「アルプ」から使用させていただきました。「アルプ」は、哲学者の串田孫一が代表となり、詩人の尾崎喜八をはじめ、版画家の畦地梅太郎、作家の深田久弥、写真家の内田耕作等が中心となって、昭和33年(1959)に創刊された文芸誌です。以来25年間、一貫して「自然賛歌」の世界を志し、画壇や文学界などの山を愛した作家たち約600人の絵、写真、紀行文などを発表し続け、25年間に300号を発刊して昭和58年に惜しまれつつ終刊しました。
「アルプ」が語り残したものを、次の世代まで伝えていきたいーそれがこの美術館の願いです。
「北の」とは、この美術館が日本の北のはずれに位置するからです。当館では、”山の文芸誌「アルプ」”の創刊号から終刊号までの全巻、これに使用された原稿やカットなどの原画、関連する資料や文献、さらには山岳やオホーツクにゆかりの深い作品を展示しています。また、2012年には串田孫一の書斎を「串田孫一の仕事部屋」として復元公開しています。
施設情報
- 住所
- 〒099-4114 北海道斜里郡斜里町朝日町11-2
- 電話番号
- 0152-23-4000
- 開館時間
夏 期 6月~10月 午前10時から午後5時まで
冬 期 11月~12月及び3月~5月 午前10時から午後4時まで
- 休館日
休館日 毎週月・火曜日
※毎年12月上旬頃から翌年2月末頃まで休館
- 料金
入館無料
- 駐車場
- あり
- 公式サイト
- http://www.alp-museum.org