北海道の中心部に位置し天然の良港に恵まれた小樽は、早くから北海道開発の拠点として発展しました。特に明治から大正、昭和初期にかけて、石炭の積出などを扱う港湾を中心に活発な経済活動が展開され、北海道を代表する商都として繁栄し、これに呼応するかのように芸術文化が豊かで独自な発展を遂げました。
当館では、日本を代表する風景画家・中村善策、現代版画の鬼才・一原有徳の作品を中心に小樽にゆかりがある作品を3000点以上コレクションしています。
また、市立小樽文学館も同じ建物内に同居しているだけでなく、市民が作品を発表することのできる市民ギャラリーや、研修や話し合い、ワークショップなどに使えるスペースもあり、個性豊かな小樽の芸術文化を楽しむことができる施設となっています。
一原有徳記念ホール | 3階 | 「現代版画の鬼才」と呼ばれた版画家・一原有徳の作品・資料を展示しています。 |
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企画展示室 | 2階 | 小樽ゆかりの作家の作品や日本美術の名品を中心に展示しています。 |
中村善策記念ホール | 1階 | 小樽の風景をこよなく愛し、日本全国の風景を描いた風景画家・中村善策の作品・資料を展示しています。 |
市民ギャラリー・多目的ギャラリー | 1階 | 市民による美術展等を開催しています。 |
研修室・ミーティングルーム | 1階 | 映像の上映や研修会、ワークショップなどを開催しています。市民が芸術文化に関する研修や会合を行う際にも利用できます。 |
施設情報
- 住所
- 北海道小樽市色内1丁目9番5号
- 電話番号
- 0134-34-0035
- 開館時間
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
月曜日・祝日の翌日(ただし土・日・祝の場合は休まず翌平日に振替となります)
年末年始(12月29日〜1月3日)
※上記以外に臨時休館する場合もございます。
- 料金
企画展のみ(特別展会期以外)
◇共通観覧券・・・同一の日に限り、美術館・文学館を観覧できます。
- 一般500円(400円)
- 高校生250円(200円)
- 市内にお住まいの70歳以上の方250円(200円)
◇普通観覧券・・・美術館のみ観覧できます。
- 一般300円(240円)
- 高校生150円(120円)
- 市内にお住まいの70歳以上の方150円(120円)
※()内は20人以上の団体料金です。
※中学生以下の方は無料です。
※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方は無料です。
特別展
展覧会によって異なりますので、市立小樽美術館「展覧会のご案内」をご覧ください。
- 駐車場
- あり
- 公式サイト
- https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020111300095/